How to USE |
COLOR CLIP and VIEWer(以下 COLOR CLIP)の使用方法
■このソフトは画面上の色をサンプルし、その色を中心にさまざまな配色を研究するためのソフトです。
- ソフトを起動した状態で[ESC]キーを押すと、その時マウスポインタの下にある色が[メインカラー] に設定されます。
※マウスポインタが、画面上のどの位置にあってもサンプルできます。
- メインカラーが決まると、それに応じた配色候補が決まります。
[COLOR HARMONIES],[MONOCHROMATIC],[USERDEFINED]がそれにあたります。
- 配色候補に気に入ったものがあれば、その色の六角形の上で右クリック>add SWATCHとすることで、それを[SWATCH](色見本)に加えることが出来ます。
- 基本的な動作は[ESC]キー、色チップ上での右クリックの2つです。
とにかく機能は右クリックに入っています。

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Description |
それぞれの色候補の説明
■[COLOR HARMONIES]
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この配色はメインカラーを基本に、色相をスライドさせたものです。
対角線上にあるのが補色で、その両隣がトライアドカラーです。
※補色=+180度、トライアド=+120度・+240度
メインカラーの両隣は相似(?)色で、それぞれ+-30度スライドしてます。
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■[MONOCHROMATIC]
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この配色はメインカラーの色相を揃えて彩度・明度を変化させたものです。
メインカラーと同じ色相が左側、右側が補色で展開した例です。
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■[USER DEFINED]
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この配色はユーザが決めた設定によって変化させた色です。
設定は[1][2]とあるチップの上で右クリックしてください。
[1]はHSV色空間で、任意の数字を加減できます。
[2]はRGB色空間で、任意の数字を加減できます。
※例としてデフォルトで[1]に色相+210度する設定が入っています。
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3D VIEW |
3D VIEW の説明
■おまけ機能の3D VIEWについて
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[SWATCH]上の5つの色を、3Dで表した色のキューブの中に表示します。
各色の関係が、視覚的にわかる機能です。
[マウスドラッグ]で操作します。(※右クリックにも機能あり)
※また、▼スライダーにより、遠近感を変化させることもできます。
3D VIEWのウインドウにBMPファイルをドロップすると、使用色のパレットをつくり3D上に描画します。
また、.actファイル(パレットファイル)をドロップすると、その内容を3D上に描画します。→SamplePIC [on mediarmeix]
※3D VIEWの右クリック機能
[reset] マウスなどで操作したキューブをデフォルト位置に戻します。
[auto_rotate] キューブを自動的に回転させます。
[Draw COLOR WIRE] ワイヤーフレームをカラーで描画します。
[Delete User Palette PLOT] ユーザが読みこんで表示させた色パレットプロットを消します。
デフォルト状態で見たときに・・・
Y軸(上下)方向が青のベクトルです。
(下に行くほど青が強くなります。上で0)
X軸(左右)方向が緑のベクトルです。
(右に行くほど緑が強くなります。いちばん左で0)
Z軸(奥行き)方向が赤のベクトルです。
(手前に行くほど赤が強くなります。奥で0)
デフォルトで一番上に見える赤の点が(255,0,0)になります。
黒(0,0,0)が上・左・奥、白(255,255,255)が下・右・手前です。
グレースケールの色は、この2点をつなぐ線の上に展開されます。
■展開図

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.act file |
[.act]ファイル(パレットファイル)について
■COLOR CLIPで扱えるパレットファイルは[.act]ファイルです。
- [SWATCH]の上で右クリックすると、[SWATCH]を[.actファイル]で書き出したり読み込んだりできるメニューがあります。[.act]ファイルはPHOTOSHOPなどとやり取りするときに便利です。
- [.act]ファイルを3D VIEWにドロップすると、内容が3D上にプロットされます。
- ファイル形式はrrggbb形式の3バイトが256個ある756バイトのファイルです。(余分はRGB(0,0,0)で埋めます)
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