COLOR CLIP and VIEWer 1.3 HELP

How to USE COLOR CLIP and VIEWer(以下 COLOR CLIP)の使用方法


このソフトは画面上の色をサンプルし、その色を中心にさまざまな配色を研究するためのソフトです。

  1. ソフトを起動した状態で[ESC]キーを押すと、その時マウスポインタの下にある色が[メインカラー] に設定されます。
    ※マウスポインタが、画面上のどの位置にあってもサンプルできます。

  2. メインカラーが決まると、それに応じた配色候補が決まります。
    [COLOR HARMONIES],[MONOCHROMATIC],[USERDEFINED]がそれにあたります。

  3. 配色候補に気に入ったものがあれば、その色の六角形の上で右クリック>add SWATCHとすることで、それを[SWATCH](色見本)に加えることが出来ます。

  4. 基本的な動作は[ESC]キー、色チップ上での右クリックの2つです。
    とにかく機能は右クリックに入っています。

Description それぞれの色候補の説明


[COLOR HARMONIES]

   この配色はメインカラーを基本に、色相をスライドさせたものです。
対角線上にあるのが補色で、その両隣がトライアドカラーです。
※補色=+180度、トライアド=+120度・+240度

メインカラーの両隣は相似(?)色で、それぞれ+-30度スライドしてます。


[MONOCHROMATIC]

   この配色はメインカラーの色相を揃えて彩度・明度を変化させたものです。
メインカラーと同じ色相が左側、右側が補色で展開した例です。


[USER DEFINED]

   この配色はユーザが決めた設定によって変化させた色です。
設定は[1][2]とあるチップの上で右クリックしてください。
[1]はHSV色空間で、任意の数字を加減できます。
[2]はRGB色空間で、任意の数字を加減できます。
※例としてデフォルトで[1]に色相+210度する設定が入っています。


3D VIEW 3D VIEW の説明


おまけ機能の3D VIEWについて

   [SWATCH]上の5つの色を、3Dで表した色のキューブの中に表示します。
各色の関係が、視覚的にわかる機能です。
[マウスドラッグ]で操作します。(※右クリックにも機能あり)
※また、▼スライダーにより、遠近感を変化させることもできます。

3D VIEWのウインドウにBMPファイルをドロップすると、使用色のパレットをつくり3D上に描画します。
また、.actファイル(パレットファイル)をドロップすると、その内容を3D上に描画します。→SamplePIC [on mediarmeix]

※3D VIEWの右クリック機能
[reset]   マウスなどで操作したキューブをデフォルト位置に戻します。
[auto_rotate]   キューブを自動的に回転させます。
[Draw COLOR WIRE]   ワイヤーフレームをカラーで描画します。
[Delete User Palette PLOT] ユーザが読みこんで表示させた色パレットプロットを消します。


デフォルト状態で見たときに・・・

Y軸(上下)方向が青のベクトルです。
(下に行くほど青が強くなります。上で0)

X軸(左右)方向が緑のベクトルです。
(右に行くほど緑が強くなります。いちばん左で0)

Z軸(奥行き)方向が赤のベクトルです。
(手前に行くほど赤が強くなります。奥で0)

デフォルトで一番上に見える赤の点が(255,0,0)になります。
黒(0,0,0)が上・左・奥、白(255,255,255)が下・右・手前です。
グレースケールの色は、この2点をつなぐ線の上に展開されます。


展開図



.act file [.act]ファイル(パレットファイル)について


COLOR CLIPで扱えるパレットファイルは[.act]ファイルです。

  1. [SWATCH]の上で右クリックすると、[SWATCH][.actファイル]で書き出したり読み込んだりできるメニューがあります。[.act]ファイルはPHOTOSHOPなどとやり取りするときに便利です。

  2. [.act]ファイルを3D VIEWにドロップすると、内容が3D上にプロットされます。

  3. ファイル形式はrrggbb形式の3バイトが256個ある756バイトのファイルです。(余分はRGB(0,0,0)で埋めます)

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